ホコリなど空気の汚れ (ハウスダスト:カビの胞子や花粉、PM2.5、タバコ煙、ペットの毛、その他)

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その他の掃除については、「住まいの健康★掃除マニュアル(掃除方法)」参照ください。




ホコリなど空気の汚れとは、住まいの微細な汚染物質で、目に見えるものより見えないほど小さいものの方が、種類は多いのです。

代表的な名称ではハウスダストとも呼ばれ、カビの胞子や花粉、PM2.5、タバコ煙、ペットの毛、その他、様々な物質が混在し、浮遊及び堆積する汚れです。


掃除方法を考えるとき、掃除の方程式を活用すると効率的な作業法を決めることができます。

その中で、はじめに行う現状分析における、「どんな汚れ?」なのかを知ることは、とても大切です。


ホコリの発生原因や性質を知りポイントさえわかれば、ホコリ掃除も予防も効率的でラクに出来るのです。



*掃除方法については、「居室(部屋)の掃除方法:ホコリなど空気の汚れ編」を参照してください。



ホコリなど空気の汚れと健康掃除の重要性

掃除対象となる汚れとその掃除の重要性を知ることで、掃除のモチベーションは高くなります。

ホコリ掃除は、プロの世界でも「ホコリ掃除が終われば、全体の半分の掃除が終わった」と言っても良いほど、建物内外の至る所に付着して汚染していきます。

汚染範囲も広く、空気中に舞い上がり浮遊するので、人の呼吸や飲食物に付着して体内に取り込まれていく汚れでもあります。

そして、私たち人間が体内に摂取する1番多いものは、食物でもなく水でもなく空気です。


ハウスクリーニング技能士や複数の掃除に関する国家資格を持つ、私の長年の清掃実務経験から1番注目している住まいの健康阻害要因は、室内空気環境です。

室内の空気は汚れていて、「人体に害を及ぼす影響のある汚染物質」も多く含まれていると思われます。


みなさん、ご存知でしたか?

アレルギー患者は日本人の2人に1人!!! (2013年:厚生労働省調べ)

アレルギーは、食べ物として体内に入る食物アレルギーと、呼吸に伴い体内に入る吸入性アレルギー、その他があります。

みなさんの中でも、自分や家族に花粉やハウスダストなどの吸入性アレルギーをお持ちの方がいるのではないでしょうか?

住まいに起因する吸入性アレルギー原因は、掃除で、軽減することが可能です!

これらのことからも、住まいにおける衛生的な室内空気環境は大切であり、「ホコリなど空気の汚れ」は健康に大きく関わっている事になる汚れと言えます。

*詳しくは 関連知識:第3章「掃除と健康その2」・「掃除学とアレルギー」にて




汚れの発生原因

建築物に汚れが付着する原因を考えると、大きく分けて“自然的原因”と“人為的原因”の二つになります(*詳しくは、基礎理論:汚れの知識を参照)。

室内空気の汚れも、室外から発生した汚れと室内で発生する汚れがあります。

ほとんどの汚れは、室内から発生する衣類などの磨耗塵や調理に伴う油煙・微生物(カビの胞子やダニの死骸やフン)など、多くの微細な汚れが空気中に飛散します。

その微細な汚れはとても小さいものもあり、室内からもPM2.5は発生しているのです。

室外からの汚れは、空気中に浮遊混在している粉塵・花粉・炭素粒子・PM2.5などが気流に運ばれて、住まいに接触し、あるいはわずかな隙間や開口部や衣類などに付着し、内部に侵入して汚染していきます。




ホコリ汚れの種類と大きさ

ホコリ汚れの種類と大きさを表にまとめて見ました。

個人差があるとは思いますが、通常目で見える大きさは1mm〜0.1mm程度?でしょうか。光の加減により0.1〜0.01mm程度の微細な浮遊物が見えることもあるでしょう。

しかし、それ以下の汚れ物質も多くあり、室内からもPM2.5やそれ以下の汚れも発生していると言えます。

そして、微細なホコリ汚れはエアコンなどについている通常のフィルターで集塵することはできず、HEPAフィルターなど特殊な規格のフィルターが必要とされます。

塵も積もれば山となる。

つまり、ホコリが溜まり(堆積じん)目で見える状態は、かなりの量のホコリ汚れが集まっているとも言えるのです。




ホコリ汚れの性質

ホコリは、風や人の歩行や動作など様々な衝撃によって空気中に飛散しやすいが、若干の間、空気中に浮遊した後は、徐々に沈降して素材や建材(建築材料)や家具などの上に付着するのです。


*浮遊じん…浮いてるホコリ、堆積じん…溜まったホコリ

*ホコリは汚染範囲が広く凹凸や隙間などにも入り込む= 掃除が大変



ホコリ汚れは質量が軽いほど空気中に長く浮遊

例えば、細菌や細かく砕けたダニのフン・死骸やカビの胞子などの2μm(0.002mm)の物質が、1cm 落ちるのにかかる時間は1分。

室内の高さが2400mm(2m40cm)の場合、無風状態で天井から床まで240分(4時間)もかかります。

部屋が無風状態になることは稀で、微細なホコリ汚れは半永久的に室内を浮遊するといっても過言ではないのです。



これらのことからも、呼吸に伴い体内に摂取される可能性のあるホコリ(汚染物質)を、除去するための換気や掃除は人の健康にとっても大切なことと言えるのです。


ホコリ汚れの基礎知識を理解してから掃除方法を考えると、効率も良くなります。

掃除方法については、「健康・住まいの換気の新常識!」や、「居室(部屋)の掃除方法:ホコリなど空気の汚れ編」を参照してください。

植木照夫の掃除学研究所

掃除学研究所は、植木照夫により発案された、掃除理論の集約的公式「掃除の方程式(うえきの方程式)」と「掃除がラクになる法則(うえきの法則)」を基に、幅広く関連知識をまとめた新しい学問の研究サイトです。