準備

役場確定日付印取得済




住まいの掃除については、「住まいの健康★掃除マニュアル(掃除方法)」参照ください。




掃除を始める前に、準備をしておくことで作業効率が良くなります。

服装から始まり、整理整頓をして、掃除用具を準備しておくことも大切です。

掃除をしている最中に、物をかたずけたり、掃除用具を探したり取りに行くと、作業が中断され時間的にも作業リズムも悪くなります。

プロの世界では、「段取り8割・作業2割」という言葉もあるように、準備をしっかりすることで、掃除も楽に効率よくできるのです。




1 服装

日常の掃除なので動きやすい服装であれば良いです。

ただし、ホコリ掃除は室内にホコリが舞い上がるので、ハウスダスト等の吸入性アレルギーを心配される方の場合、露出が少く動きやすい服装・頭に帽子や三角巾・マスクや眼鏡等で保護し、掃除後は着ている衣類と一緒に洗濯、又は粘着テープでホコリを取る等の対策をお勧めします。

ポイントは、ホコリなどを吸い込まない対策と、付着した汚れを取り除きやすい服装の対策です。

また、洗剤を使用する際は、ゴム手袋を使用すると良いでしょう。

どの程度まで保護するかは、個人の判断になると思います。

*服(エプロン含む)、マスク、三角巾、保護メガネ、ゴム手袋 など





2 整理整頓&換気

掃除を行う場所の整理整頓をあらかじめしておく事で、効率よく掃除が出来ます。



また、掃除を始める前に換気をすることも大切です。網戸を閉めて窓開け換気。

窓は2ヶ所以上開けて通風をよくしましょう。


窓が1ヶ所又は無い場合、レンジフードを強にする等「機械換気扇」を併用する事で風の流れを作る事も出来ます。


詳しくは、「健康・住まいの換気の新常識!」を参照してください。





3 掃除用具&洗剤の準備(なにを使って?除去力)

一例として、住まいの掃除に必要な用具を紹介します。



住まいの基本的な掃除用具(物理的除去力)

タオル、マイクロファイバータオル、メラミンスポンジ、ブラシ類(ツインブラシ・洗車ブラシ・歯ブラシ・他)、焦げ取りスポンジ、ペンキ用ハケ、プラスチック製ヘラ(プラスチック製カードや定規も可)、キッチンペーパー、ピンセット、伸縮式吸着ハタキ、伸縮式スポンジ&ワイパー、掃除機、ゴム手袋、不織布や化学吸着モップ類、粘着テープ(コロコロ等)、他


*用具について詳しくは、「住まいの掃除用具:自分の掃除スタイルにあった用具を選ぶ」参照してください。



洗剤(化学的除去力)

食器用中性洗剤:住まいの掃除洗剤は「汚れをためなきゃこれ1本!」

活用例:空のスプレーボトルに40度前後のぬるま湯200mlに対して食器用中性洗剤小さじ1杯(5ml)ていど入れて完成。


住まいの掃除洗剤は食器用中性洗剤1本だけでOK?!

汚れを溜なければ、洗剤は使わない 又は食器用中性洗剤でほとんどの汚れが落とせます。

洗浄効果の優しい食器用中性洗剤も上手な使い方をする事で、洗剤の能力をフルに活用します。

また、洗浄力の弱さを補うために、マイクロファイバータオルやメラミンスポンジなど、昔からある掃除用具に比べ除去力の高い現代の掃除用具を合わせて使う(併用する)事で汚れを落とします。


その他の洗剤:クレンザー(研磨剤入り)、漂白系カビ取り剤(特殊汚れ)、トイレ用酸性洗剤(特殊汚れ)

*汚れをためなければ、経時変化による特殊汚れを軽減出来ます。



*菌類やウイルスを気にされる場合は、消毒用エタノールも準備しておくとよいでしょう。

植木照夫の掃除学研究所

掃除学研究所は、植木照夫により発案された、掃除理論の集約的公式「掃除の方程式(うえきの方程式)」と「掃除がラクになる法則(うえきの法則)」を基に、幅広く関連知識をまとめた新しい学問の研究サイトです。